約 1,080,134 件
https://w.atwiki.jp/nikopun-yobiko/pages/74.html
世界史 『青木の実況中継1~4』 青木 裕司 語学春秋社 『ナビゲーター世界史1~4』 鈴木 敏彦 山川出版社 『高校の世界史を復習する本』 祝田 秀全 中経出版 『図解入門 よくわかる高校世界史の基本と流れ』 浅野 典夫 秀和システム 『赤坂の世界史講義』 赤阪 俊一 代ゼミ 『本番で勝つ!世界史Bの「超」合格講座』 川西 勝美 文英堂 『植村センター世界史B講義の実況中継』 植村 光雄 語学春秋社 『世界史Bの点数が面白いほどとれる本』 神余 秀樹 中経出版 『佐藤の合格圏突破ゼミ』 佐藤 幸夫 代ゼミ 『佐藤の世界史B頻出問題解法』 佐藤 幸夫 学研 『はじめる世界史50テーマ』 増進会出版社 『実力をつける世界史100題』 Z会出版 『スピードマスター世界史問題集』 浦部 利明 山川出版社 『世界史B用語&問題2000』 Z会出版 『佐藤の世界史のそのまま出るパターン一問一答』 佐藤 幸夫 三省堂 『各国別世界史ノート』 塩田 徹 永井 英樹 山川出版 『詳説世界史ノート』 三好 甫明 山川出版 『詳説世界史要点整理ノート』 山川出版社 『大学受験世界史Bノート』 岩田 一彦 旺文社 『年表と地図による世界史の総整理―世界史B』 平原 光雄 山川出版社 『フロンティア世界史』 佐藤 幸夫 代ゼミ 『タテから見る世界史』 斎藤 整 学研 『ヨコから見る世界史』 斎藤 整 学研 『詳説世界史論述問題集』 遠藤 紳一郎 山川出版社 『段階式世界史論述のトレーニング』 Z会 『分野別世界史問題集』 仮屋園 巌 石井 栄二 山川出版社 『世界史Bよくでるテーマ別問題集』 岡留 正幸 斎藤 整 駿台 『地図で覚える世界史』 鶴岡 聡 渡辺 修 河合 『速効の現代史』 佐藤 幸夫 kk 『完全攻略世界史現代史テーマ20』 旺文社 『世界史年代・世紀記憶法』 山村 良橘 代ゼミ 『まんが必修年代暗記法世界史』 文英堂
https://w.atwiki.jp/sekaishikaiwai2/pages/15.html
世界史界隈wikiとは? 本wikiは世界史界隈の最近の事柄についてまとめるwikiです。 世界史界隈とは、Twitterの一種のコミュニティで、世界史に関係することを話したりする界隈です。 情報提供者を募集しています。 荒らしの続出を受けて大規模な規制を行いました。 新規記事作成はメンバー登録なしで可能です。 リンク ミラーサイト 支部
https://w.atwiki.jp/sekaishikaiwai3/pages/17.html
世界史界隈wikiとは? 本wikiは世界史界隈の最近の事柄についてまとめるwikiです。 世界史界隈とは、Twitterの一種のコミュニティで、世界史に関係することを話したりする界隈です。 情報提供者を募集しています。 荒らしの続出を受けて大規模な規制を行いました。 新規記事作成はメンバー登録なしで可能です。 リンク ミラーサイト 別館
https://w.atwiki.jp/sundaioosaka/pages/176.html
「必修」は無視してもいいが、「必修」となっている講座で扱う分野は通期の授業では扱わないので、独習しないつもりなら素直に受講した方が無難。 知識系は直前期に無理やり詰め込もうとすると、思いの外頭に入らないので、早めに手を打っておくといい。 夏のセンター世界史B~現代史~ 映像の場合は林 秀範先生が担当。 理系の高卒校内生と高3世界史総合受講者は必修。 総合世界史1(古代~中世) 古代・中世の世界史を縦と横で見る講座 総合世界史2(近世~近代) 近世・近代の世界史を縦と横で見る講座 世界史現代史 文系の高卒校内生は必修。 第一次世界大戦以降の現代史を扱う。 世界文化史 ここが狙われる 文系の高卒校内生と高3世界史総合受講者は必修。 世界史論述【HG】 高3スーパー世界史(論述対応)受講生は必修。 論述は独習が非常に困難なので、論述が必要ならとりあえず受講すべき。 というより、他の「必修」を無視してでも受ける価値はある。 川西先生・林先生の講座で受講するのが望ましい。 ここがポイント!イスラーム史 1日完結講座。 世界史正誤問題の攻略 センター・私大の正誤問題対策講座。 1日完結講座。 世界史地図問題の完全攻略 1日完結講座。 京大世界史 テキスト作成者は川西先生。 テキストには京大の過去問が全て載っている。 関関同立世界史 難関大世界史へのアプローチ 茂木 誠先生(関東の先生)の映像講座。 春期の講座なので、基本的には受ける必要なし。 以下3つは渡辺 幹雄先生(関東の先生)の映像講座。 冬期にも設置されている。 基本的には受ける必要なし。 欧米近現代史徹底整理 世界史特講1(社会経済史) 世界史特講2(イスラーム史徹底整理)
https://w.atwiki.jp/worldhscom/pages/84.html
概要 世界史界隈トレンド入り事件とは、世界史界隈wiki無差別個人情報公開テロ事件の影響で界隈民が「世界史界隈」という言葉をTwitter上でたくさんツイートしたため、「世界史界隈」というワードがTwitterのトレンドになってしまった事件の事である。良い事でトレンド入りすれば良かったものの、個人情報テロが原因なだけに喜ばしい事なのかが正直微妙である。 トレンド入りの様子
https://w.atwiki.jp/sekaishikaiwai/pages/142.html
世界史界隈ウィキへようこそ! 世界史界隈ウィキとは、主に世界史界隈とその周辺界隈に属する者、またはそのツイートをまとめたWikiです。世界史界隈とは、Twitterの一種のコミュニティで、世界史に関係することを話したりする界隈です。 情報提供者を募集しています。 荒らしの続出を受けて大規模な規制を行いました。 新規記事作成はメンバー登録なしで可能です。
https://w.atwiki.jp/pipopipo555jp/pages/2484.html
日中歴史共同研究 第1期「日中歴史共同研究」報告書 目次 近現代史 総論 日中委員共同執筆 http //www.mofa.go.jp/mofaj/area/china/pdfs/rekishi_kk_j-2.pdf 近現代の日中関係史は、激しい戦争を含む時期であり、近現代の歴史に関する記憶は、今になっても両国民衆の心の中においてまだ生々しい。とくに日本による侵略の被害を受けた中国民衆にとって、その記憶はさらに深刻である。そのため前近代の日中関係史に比べ、日中両国民の間で、戦争の本質と戦争責任の認識に関し、相互に理解するにはかなりの困難が存在する。 日中両国の研究者は、まず近代西欧列強との接触を、アジアの近現代史の始点として考えた。この始点が、どの程度外部からの衝撃によるものなのか、どの程度内発的な要素によるものなのか、両国研究者の見解は必ずしも一致していない。しかし西欧との遭遇の重要性という一点については、双方は共通の認識に達している。もし西欧各国がアジアに足を踏み入れなければ、日中両国がその後にたどったような道を歩んだとは考えられない。日中両国は、西欧の衝撃を受けた時期と受け方においては異なっていたが、中国においてはアヘン戦争、日本においてはペリー来航と明治維新を始点としている。こうした基本的問題の判断について、双方の意見は一致している。 研究テーマを決定するにあたり、近現代史分科会の考え方は、古代・中近世史分科会とは幾分異なっている。近現代史分科会の研究者は、時間の流れにより近現代史を段階に分け、各段階での日中関係発展の変化をさらに時間によりいくつかの時期に分け、各時期の歴史のプロセスについて総合的に研究した。言い換えれば、われわれは特定のテーマについてではなく、基本的には時間の流れに沿って歴史発展の基本プロセスについて論文を執筆することとした。具体的には、近現代史分科会では1931年から1945年にかけての戦争を真ん中に置いて、戦前、戦中、戦後の三つの歴史段階を定めた。第一段階はそれぞれの開国から1920年代まで、第二段階は満州事変から日本の敗戦まで、第三段階は戦後から現在までである。各段階は時間の流れによりさらに三つの時期に、つまり3段階9時期とし、これを3部9章に分けてそれぞれが論文を執筆した。時期ごとの研究内容が相互にバランスのとれたものとなるよう、時期ごとに、重要で必ず言及すべき問題点を「共通関心項目」として定め、双方の論文がそうした問題点についての分析を必ず含めることとし、一方が重要と捉えている問題がもう一方では全く扱われていないという状況が起きないようにした。上述の歴史発展の基本的プロセスの認識について両国の研究者に隔たりが存在するだろうし、かなり大きな差異ですらあることを考慮して、現段階ではあらゆる認識について完全に意見が一致することを求めず、まず日中双方の研究者が各時期について各自の視点で論文を執筆し、それから比較対照し、意見を交換して十分に討論することとした。相手側の妥当と思われる意見を取り入れて修正した後、やはり双方の論文を併置する形式で発表する。つまり「同一の対象について、意見を交換し、十分に討論して、各自が論述する」という方法を取った。 近現代史分科会は全体会以外に2006年12月に北京で、2007年3月に東京で、2007年11月に福岡で、2008年1月に北京で、2008年3月に鹿児島で、2008年5月に済南で、合計6回の会合を持ち、意見を交換した。これ以外にも日中双方の委員はそれぞれが何度も会合を持ち、個別に現地視察を行って研究を重ねた。 近現代史分科会の両国の研究者は終始真剣、率直、かつ友好的な雰囲気の中で共同研究を進めた。研究と討論の過程で、大部分の歴史の事実について双方の研究者の理解と認識は同じか、あるいは近いものであり、それは双方の研究者がいずれも歴史研究の基本原則と学術規範を厳格に遵守し、史実を尊重し、事実に基づいて真実を求めたからであること、これが共同研究をスムーズに行なうことができた基本的理由である、ということがわかった。研究方法と認識の仕方には双方の研究者に差異が見られた。中国側は、日中両国間に発生した一連の問題の本質を重く捉えたが、日本側の研究者は問題発生と展開のプロセスを追求する傾向があった。当然ながら、長時間にわたる共同研究により、双方の研究者はそうした差異についても一定の相互理解に達した。日本側は、戦争が中国に大きな影響をもたらした原因を中国側が重視しているが、そうであったとしても学術研究が感情に流されることはなかったと捉えた。中国側は、日本側の見方は実証的であるが、日本の加害者としての責任を否定してはいないと捉えた。歴史研究の面でいかに単純化を脱し、複雑性を重視するか、同じ歴史の事件に対しての異なる解釈にどう対応するか、引き続き双方の研究者により討論を進める必要がある。しかし、双方が相手の考え方をある程度理解したのは、これまでの近現代史分科会における大きな前進である。 第1期「日中歴史共同研究」報告書 目次 日中歴史共同研究
https://w.atwiki.jp/ifsekaisi/pages/24.html
if世界史界隈コミニュティ 2022年8月22日に作成されたコミニュティで管理者は第二次世界大戦に勝利したイタリア王国(@RomeUnion373 )氏モデレーターはif世界史界隈の名だたる重鎮である 目的 if創作史界隈の交流を目的としたコミニュティでif世界史界隈のアイデアや発見に活用されている 歴史 主に目立った歴史は無いが1月8日よりよく分からない英語の荒らしが発生しコミニュティであるモデレーターが困惑すると言う被害を受けた
https://w.atwiki.jp/sekaishikaiwai3/pages/30.html
概要 if世界史界隈Wikiとは、主にif世界史界隈に属する人物のツイートをまとめたWikiである。 if世界史界隈とはTwitterの一種のコミュニティであり、もしも第二次世界大戦で連合国ではなく枢軸国が勝っていたら等現実とは少し異なる世界線を紹介する界隈である。 2022年7月30日に開設された。
https://w.atwiki.jp/kouitikarabenkyou/pages/16.html
世界史の勉強法概観 世界史は暗記量が膨大であり、教科書レベルを完成させるまでが一苦労です。 その暗記量の多さは5教科の中でもトップクラスでしょう。 (参考:暗記量は世界史を10とすると、日本史9、地理7、政経5、倫理3、現社3、 物理2~5?、化学7、生物5、地学4というのが通説だそうだ。) しかも、東大京大一橋をはじめとする難関大学では、 東大で500字前後、一橋で400字、京大で300字と、数百字の論述問題が課されています。 歴史の流れについて深く理解しておくことは必須だといえるでしょう。 さて初心者がやりがちなのですが、いきなり教科書を読むのは得策ではありません。 なぜなら、教科書ははじめて読む人にとってかなり難解な書き方がされているからです。 ゆえに、いきなり何の準備作業も無しに教科書から入ると 世界史の膨大な暗記事項の海に溺れ、世界史が嫌いになってしまうもとになってしまいます。 世界史には世界史なりの学習の順序があることを理解しないといけません。 では、どのように勉強したら歴史の流れがわかり、暗記の効率をよくできるのでしょうか。 以下、段階別に見ていくことにしましょう。 第0段階 「マンガ」 おすすめは 『世界の歴史』(集英社)です。 全20巻+別冊2巻あります。 これはマンガの中では一番よくできていると思われます。 もちろん、大学受験レベルには一歩及んでいないですが、それでも導入としては 最適だと思います。歴史が楽しくなるきっかけになるはずです。 是非、学校の図書室や近所の図書館などで探してみてください!! また、多少値が張りますが、お年玉を使って全巻購入するという手もあります。 この段階で世界史に興味が湧いたらしめたもの。 興味が湧いた教科は必ず得意教科になりますし、楽しすぎて勉強を勉強と感じなくなるので、 自発的にその教科をやるようになり、更に“得意科目スパイラル”に入っていきます。 これは他の教科にも言えますが、まずはその教科に興味を持つにはどうするのかを考えるのです。 このような一見勉強とは関係なさそうな“種まき”がやがて大きな成果となって返ってくるのです。 特に社会科目は「急がば回れ」で最初は小学生時代のような好奇心を持つことが大切です。 第1段階:流れをつかむ本!!(特に論述問題が課される人は必須) おすすめは ・『ナビゲーター世界史』(山川出版社) ・『NEW青木世界史B講義の実況中継』(語学春秋社) ・『荒巻の世界史の見取り図』(東進ブックス) などです。どれも論述問題を解くための下地として比較的適していると思います。 どれか1冊相性のよさそうなものを買うといいです。 この段階ではまだ詳細に読み込む必要はなく、あくまでも全体像を掴むだけで構いません。 但し、最低限の用語にはこの段階で触れておきます。 これらを粗方把握したうえで初めて『教科書』を読むと効率がいいでしょう。 第2段階:一問一答!! 第1段階で存在を知った用語をこの段階で再定着させます。 『入試に出る世界史B用語&問題2000』(Z会出版) がコンパクトにまとまっていておすすめです。 定期テストレベルの知識ならほぼ網羅できるし、国公立大学ならこれでOKでしょう。 『一問一答世界史B用語問題集』(山川出版社)を使ってる人も多いのですが、 あれは早慶上智レベルの細かいマニアックな単語もたくさん含まれているので 早慶上智志望の人だけやりましょう!! 第3段階:記述式問題集!! 第2段階で覚えた用語をより実践的に使えるように訓練を積みます。 ・『詳説世界史学習ノート』(山川出版)~詳説世界史という教科書に準拠したサブノート。 ・『はじめる世界史50テーマ』(Z会出版)~センターまでならこれ。定期テスト対策にも ・『実力をつける世界史100題』(Z会出版)~2次私大レベル。 などをおすすめしている人が多いようです。 センターまでの人は第3段階まででOKでしょう。 まずは重要語句をコツコツ憶え、次にそれらの重要語句を流れの中でリンクさせる。 その地道な作業を通じて世界史は伸びていくと思います。 ちなみに、高1の段階から世界史をがむしゃらにやるよりは 英国数に重点を置いたほうが得策だと言われています。 世界史のような暗記の比重が高い科目は、高3から本格的にやるのが効率的だと いうのが通説です。これはもっともだと思います。 しかし、だからと言って高2までに 「全く」 世界史をやらないのも考えものです。 なぜなら先述のように、世界史は暗記量がとにかく膨大なため、高3の1年間だけで あれだけ覚えるのはそれこそかなりの苦痛を伴うはずだからです。 高3のようなプレッシャーのかかる受験期に膨大な知識の山を前にして 呆然と立ち尽くす羽目になるということは、受験生の先輩からもよく聞く話です。 その上、特に東大文系を受験する人は地歴が2科目も課されるので やはり世界史だけでもある程度高2までに固めたほうがいいと思います。 定期テストを利用して、世界史の記憶の「軸」を作るのがおすすめだと 和田秀樹氏は言っております。ここは彼に従ってみるのが得策ではないでしょうか。 とはいえ、英数国に比べてそれほど多くの時間をかける必要はありません。 定期テストで1週間程度対策して70~80点台程度とれてれば十分だと思います。 世界史で満点を目指すあまり、英国数の勉強が疎かになったら それこそ本末転倒になってしまいます。 過不足のない勉強で少しずつ世界史の種をまき、芽を育てていくのが得策でしょう。 第4段階:世界史論述対策 さあ、いよいよ終盤になると世界史論述対策です。 おすすめ教材は、 ・『出題パターン別世界史論述練習帳』 です。また、第1段階で用いた教科書や参考書をいよいよ並行して本格的に読み込んでいくこと になります。 一見世界史は暗記科目のようにみえます。 確かにそういう側面は否定できないのですが、暗記だけでは論述問題が解けません。 ある程度世界史に対する時間的・空間的イメージを持っておくことが必要です。 「豊かで洗練された教養なり歴史的素養を身につける」 と言い換えても良いでしょう。 具体例として、次の例題を挙げてみます。 例題:ルネサンスが起こった歴史的背景を述べなさい。 ルネサンスは中世期のキリスト教的な“神”中心の世界観から、 近世期の“人間”中心の世界観へと変貌させたとても大きな出来事であり、 近代精神なり近代合理主義を生み出した契機となっている点で歴史的な意義があります。 人間中心の観念を生んだルネサンスは、後世の思想に多大な影響を与えるとともに、 その技術革新は同時に大航海時代の基礎ともなりました。 それだけでなく、ルネサンスは各地に波及し、その言語研究は宗教改革をも促したのです。 これは世界史だけでなく、倫理の分野でも最重要テーマの1つとなっています。 しばしば「文芸復興」という訳語が当てられますが これはルネサンスが古代ギリシャ・ローマの文献の再発見による学問・知識の復興をも意味するからです。 では、ルネサンスが生まれた背景として何が考えられるのでしょうか。 いくつか典型論点を挙げておきます。 十字軍によるイスラム・ビザンツ文化との接触。 十字軍とは中世に西ヨーロッパのキリスト教、主にカトリック教会の諸国が、 聖地エルサレムをイスラム教諸国から奪還することを目的に派遣した遠征軍のことです。 十字軍の影響により北イタリア諸都市が東方貿易で栄え、 イスラムやビザンツ(古代ギリシア・ローマの古典が保存)といった東方の文物が 西ヨーロッパに到来するきっかけともなり、古代ギリシア・ローマ文化の「逆輸入」が起こり ました。 これ以降盛んになる東西の流通は、後のルネサンスの時代を準備することになります。 教皇権の失墜(と、それに伴う王権の強化)。 十字軍の失敗により教皇の権威は失墜し、反対にそれまで弱かった王権が復活します。 (ドイツ(神聖ローマ帝国)はヴォルムス協約に代表されるように教皇権が強いままでしたが、 フランス王国ではフィリップ2世期におけるイングランドからの広大な領土の獲得や 百年戦争の勝利、更に教皇のバビロン捕囚などを背景に、王権伸長が顕著にみられます。) これにより中世期のキリスト教的な“神”中心の世界観が弱まり、 個性や人間中心主義を尊重するルネサンスの考え方が開花しました。 ビザンツ帝国の滅亡による学者のイタリアへの亡命。 イスラム教のオスマン帝国によって1453年にコンスタンティノープルが陥落し ビザンツ帝国は滅亡しました。 その影響でビザンツ帝国の学者たちがイタリアに亡命してきます。 彼らも古代ギリシア・ローマ文化をイタリアに「逆輸入」していったのです。 イタリア諸都市の有力者による学問・芸術の保護 十字軍遠征により貿易が盛んになることで、商人階級の経済力が飛躍的に増大しました。 彼らがルネサンス期に活躍する芸術家や学者のパトロンとなっていったのです。 学問文芸を保護することが、一流の商人のステイタスのようになっていたからです。 代表的な人物としてロレンツォ=デ=メディチが挙げられます。 いかがでしょうか。 ルネサンスは世界史を少しでも習ったことがある人なら誰でも知ってるぐらいの基本用語です。 しかしその歴史的意義や背景を説明するためには 通時的視点(タテの歴史)…前後の時代の特徴を押さえる。上の例では西洋中世と近世。 共時的視点(ヨコの歴史)…同時期の国家間関係を押さえる。上の例では西ヨーロッパと東ヨーロッパとイスラム間の関係。 に深く精通していなければなりません。そして同時にそれが世界史的な面白さだと思うのです。 「流れを理解する」というのは、とりもなおさず、 「個々の歴史事象の持つ意義と他の事象との関連を理解する」ことなのです。 このようなセンスが身につけば、世界史は趣味の領域でどんどん論述問題が解けます。 勉強のコツとしては、論述問題を解いていき、その問題の解答要素となる文章を中心に 教科書や参考書にアンダーラインを引いていくと、論述のセンスがどんどんつきます。 教科書や参考書を優れた論述専用参考書に変貌させ、それを何度も読み込めばいいのです。 時代感覚をつけておくことも必須です。 例えば16世紀の覇権国はスペイン、17世紀の覇権国はオランダ、18世紀~19世紀の覇権国は イギリス、20世紀の覇権国はアメリカ、といった百年単位の分け方は大変便利です。 もちろんこれらの国が覇権を握る事ができた背景は何か、というテーマも論述頻出テーマです。 (蛇足ですが、年号がなかなか覚えられない方には『世界史年代ワンフレーズnew』などが良いです) 世界史は高得点も取れて、役立つ魅力的な科目 冒頭で世界史は難しいと述べました。 しかし、いったん教科書レベルを固めてしまえばあとは安定して高得点をとれるのも また世界史の大きな魅力だと思います。(世界史は社会科目の中で最も高得点がとりやすい) しかも、いったん歴史的事象や歴史的な流れを把握し、 個々の大きな歴史物語や歴史的意義を深く理解してしまえば これほど壮大で心躍らせるような楽しい科目もまた、なかなかないと思います。 大学においても、文系学部は世界史の知識が大変役立つという話も聞きます。 文系学部を志望している人は、世界史の素養をつけていくのがやはり大切なのでしょう。 また、理系の方は地理や倫理政経を選択する人が大半だと思いますが、 それらの科目も世界史と深い関わりがあって、内容の重複もしばしば見られます。 例えば、地理や政経は、世界史の近現代史と1割程度内容が被っているし、 倫理に至っては世界史の文化史を中心として3割以上は世界史の内容です。 このことから、地理や倫理政経を選択する人も関連分野においては 基本的なことだけでもしっかり世界史を学ぶことをお勧めします。 もちろん、逆も成り立ちます。世界史選択者であっても積極的に関連教科である 地理・倫理・政経から論述エッセンスを吸収したいところです。 以上のように、世界史は文系理系問わず全ての人に役立つ科目だといえるでしょう。